暑中見舞いや残暑見舞いの
はがきを準備しようと思ったとき、
「どのはがきがいいの?」や
「かもめーるってまだあるの?」など、
意外に分からないポイントが多いですよね。
この記事では、2025年現在の最新情報をもとに、
暑中見舞い・残暑見舞いの正しい
はがきの選び方やマナー、書き方を
わかりやすくご紹介します!
暑中見舞いはいつ出すのが正しい?
暑中見舞いは、
梅雨が明けて暑さが本格化する時期から
秋の気配が感じられる立秋の前日までに送ります。
2025年の立秋は
8月6日なので、
暑中見舞いは
梅雨明け〜8月6日が目安です。
残暑見舞いはいつまで出せる?
立秋(8月6日)を過ぎたら、
「残暑見舞い」に切り替えます。
残暑見舞いは、暑さが残る
8月7日以降〜8月末までが一般的ですが、
9月初旬までなら許容範囲とされています
(使用する場面によって判断しましょう)。
はがきは普通の官製で大丈夫?
暑中・残暑見舞いに使うはがきは、
特別なはがきでなくてもOKです。
通常の官製はがき(85円)や
私製はがきに切手を貼れば大丈夫です。
通常はがき:85円(2024年10月より改定)
かもめーるってまだある?
かつて人気だったくじ付きはがき「かもめーる」は、
2021年に廃止されています。
残念ながらもう入手できません。
代わりに、2025年は
夏用絵入りはがき(風鈴柄など)が
全国の郵便局やネットショップで販売されていて、
暑中・残暑見舞いにもぴったりです。
どのはがきを選べばいいの?
✔ 私製はがき+切手(85円相当)
✔ 夏用絵入りはがき(85円)
受け取る人や関係性に合わせて、
デザインや質感を選ぶとより気持ちが伝わります。
暑中見舞い・残暑見舞いの文例
ここでは、送る相手に合わせた
実用的な文例をご紹介します。
✉ 友人・知人に送るカジュアルな文例
お元気にお過ごしでしょうか?今年の夏も暑さが厳しいので、
くれぐれも体調に気をつけてお過ごしください。
また涼しくなった頃に、
ゆっくりお会いできたら嬉しいです。
✉ 目上の方・ビジネス相手に送る丁寧な文例
暑中お見舞い申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、
誠にありがとうございます。
厳しい暑さが続きます折、
ご自愛のうえ、益々のご健勝をお祈り申し上げます。
書き方のマナー
暑中見舞いや残暑見舞いには、
いくつかのマナーもあります。
タイミングによって表現を変えましょう。✔ 冒頭に「暑中お見舞い申し上げます」
または「残暑お見舞い申し上げます」と入れるのが基本です。
✔ 季節を感じる挨拶・言葉を添える
暑さへの気遣いや、涼を感じる言葉がおすすめです。
まとめ
暑中見舞いや残暑見舞いは、
ちょっとした季節のごあいさつですが、
もらうとやっぱり嬉しいものですよね。
2025年は「かもめーる」がないぶん、
どのはがきを使えばいいの?と
迷ってしまうかもしれませんが、
通常はがきや夏用絵入りはがきで問題ありません。
形式ばらず、でも相手を思いやる言葉で、
あなたらしいお便りを出してみてくださいね。