お中元をいただいたら、
感謝の気持ちを伝える
「お礼状(お礼メール)」を
できるだけ早めに送りましょう。
とはいえ、どんなタイミングで
どんな内容を書けばいいのか、
迷ってしまう方も多いはず。
特に
ビジネスの場面ではマナーが
大切になるため、
悩ましいところですよね。
この記事では、
2025年最新のマナーを
ふまえて、お中元をもらった際の
お礼状(メール)の書き方を
文例つきでわかりやすくご紹介します。
気をつけたいポイントや送る時期、
避けたほうがいい表現なども
まとめていますので、
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
お中元のお礼状とは?
お中元のお礼状は、
感謝の気持ちを伝えるとともに、
「きちんと受け取りましたよ」という
報告にもなります。
特にビジネスでは、
礼儀や信頼関係に関わる
重要なやりとりとされています。
そのため、「届いてからできるだけ早く」
送るのが理想的です。
送るタイミングはいつ?
あまりにも遅れると、
「届いたかどうかわからない」
と相手が不安になってしまうことも。
ただ、やむを得ず遅れてしまった場合でも、
お詫びのひと言を添えて送れば、
誠意は伝わります。
基本構成とマナーのポイント
ビジネスメールの場合、
お礼状の構成は以下のようになります。
✔ 頭語・時候の挨拶
「拝啓」「暑中お見舞い」など、
季節に合わせた表現を選びましょう。
✔ お中元のお礼
いただいた品物名を明記し、
丁寧に感謝の気持ちを伝えます。
✔ 相手の健康や繁栄を願う一文
季節柄の気遣いや、
相手の発展を祈る一言を加えると好印象。
✔ 結びの挨拶・結語
「今後ともよろしくお願い申し上げます」
などで締め、結語(敬具など)で結びます。
これらを押さえておくと、
どんな相手にも失礼のない
お礼メールが書けますよ。
✉ お礼状の例文(社外・取引先向け)
盛夏の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。このたびは結構なお品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
社員一同、ありがたく頂戴いたしました。
今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
まずは略儀ながら、書中をもちまして御礼申し上げます。
敬具
少しかしこまった表現ですが、
取引先や目上の方へのお礼には
このくらいが安心です。
✉ お礼状の例文(社内・上司や同僚向け)
社内の上司や同僚からいただいた場合は、
少し柔らかめの文面でもOKです。
〇〇部長
このたびは、立派なお中元をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
〇〇の皆でおいしくいただきました。
暑い日が続きますが、どうぞご自愛くださいませ。
改めて、心より御礼申し上げます。
同じ社内でも、
立場や距離感に合わせて、
表現を少し調整するといいですね。
✉ カジュアルなお礼例(親しい間柄)
少しくだけた関係の方には、
もう少し自然な文章でも失礼にはあたりません。
〇〇さん
お中元、ありがとうございました!
とても嬉しかったです。
みんなでありがたく頂きました。
暑い日が続きますが、体調にはくれぐれも気をつけてくださいね。
今後ともよろしくお願いします。
カジュアルな文面でも、
感謝の気持ちはきちんと
伝えるようにしましょう。
NGになりやすい表現と注意点
✔「いただきもの」や「モノ」呼び
少し雑に聞こえることがあるため、
「お品」「お贈り物」など丁寧に表現しましょう。
✔「返送します」「送り返します」
相手に対する拒否のように感じられる場合も。
控えめな表現を選ぶのが◎。
✔ お礼が遅れたときの無言スルー
遅れてしまった場合は、一言お詫びを添えるのがマナーです。
まとめ
お中元をいただいたら、
まずは早めにお礼状(またはメール)を送りましょう。
形式や文例も大事ですが、
なによりも
「ありがとう」の気持ちを
伝えることがいちばん大切です。
相手や関係性に応じて文面をアレンジしながら、
心のこもったお礼を届けてくださいね。