年始に業務が再開されると同時に、
各所で新年会が開かれます。
今年、あなたがその司会を
務めることになった場合、
どのように準備すれば良いか
不安かもしれませんね。
新年会は年の始まりに行われる
大切なイベントですから、
スムーズに進行させたいですよね。
そこで、新年会の司会進行の台本や、
挨拶の適切な順番、
役立つフレーズなどを紹介します。
新年会の司会進行の台本は？
新年会の進行を任されるとなれば、
しっかりした台本の準備が欠かせません。
宴会の全体像をしっかり把握し、
準備しておくことで安心して進行できます。
台本は会の規模や形態により
内容が異なることがありますが、
一般的に以下のような流れが基本です。
新年会の一般的な流れ
1. 開会の言葉
2. 開宴の挨拶
3. 乾杯の提案
4. 食事と歓談
5. 余興（場合による）
6. 締めの挨拶
7. 閉会の言葉
内容が多岐にわたり、
進行が大変に感じるかもしれませんが、
司会者が直接挨拶を行うのは
冒頭と最後だけです。
それ以外の時間は、
主に台本に従って出席者を
紹介することが中心となります。
この全体の流れを把握することで、
案外と負担は軽減されます。
また、食事や歓談、余興の進行など、
他にも司会として行うべき
アナウンスがあります。
次に、挨拶を行う人物を紹介します。
通常、開会の挨拶、乾杯の音頭、
締めの挨拶が行われます。
これらの役割は、通常、事前に幹事が
担当者を決定し、依頼しておきます。
挨拶の担当者は通常決まっているため、
誰がどの挨拶を行うかを
しっかりと把握しておくことが重要です。
挨拶の割り当てと進行順
新年会では、挨拶の順番と
それを務める人の選定が特に重要です。
今年あなたが新年会の司会を任されたなら、
挨拶の順序をどう組むか、
そして誰にどの挨拶を依頼するかが
鍵となります。
通常、挨拶は参加者の中で
位の高い方々にお願いするのが一般的です。
具体的には以下のように
割り当てるのが良いでしょう。
– 乾杯の音頭：役職で三番目に高い人
– 締めの挨拶：役職で二番目に高い人
挨拶を依頼する際には、
幹事が事前に計画を立て、
依頼される方々が挨拶の内容を
準備できるよう配慮する必要があります。
また、急な変更があるかもしれないため、
それに対応できる計画も
立てておくことが望ましいです。
新年会の司会進行例文
新年会の流れを具体的に示すために、
いくつかのポイントを例に挙げます。
1. 開会宣言
「皆様、あけましておめでとうございます。
本日は株式会社○○の新年会にご参加いただき、
ありがとうございます。
本日の進行役を務めます小林です。
どうぞよろしくお願いいたします。」
2. 開会の挨拶
「それでは、開会の挨拶を、
田中社長からお願いいたします。
田中社長、お願いします。」
（田中社長の挨拶）
3. 乾杯の音頭
「続いて、乾杯の準備ができましたら、
山田部長に音頭を取っていただきます。
山田部長、お願いします。」
（山田部長の乾杯）
4. 食事と歓談
「皆様、これより食事と
自由な歓談の時間となります。
どうぞお楽しみください。」
5. 余興
「食事の途中で、少し特別な
余興をお楽しみいただきます。
最初に、営業二課より
パフォーマンスをご披露いたします。」
6. 締めの挨拶
「時間が近づいて参りましたので、
締めの挨拶を鈴木副社長からいただきます。
鈴木副社長、お願いいたします。」
（鈴木副社長の挨拶）
7. 閉会宣言
「これにて新年会の全ての
プログラムが終了いたしました。
ご参加いただき、誠にありがとうございました。
お忘れ物がないようにお気をつけて、
お帰りください。」
あとがき
新年会の司会では、
タイムマネジメントと事前の準備が
とても重要です。
明瞭でシンプルなプログラムを心掛け、
幹事やスタッフとの協力を忘れずに、
今年のスタートを飾る素晴らしい新年会を
目指しましょう。
