真夏の暑さの中で送る「暑中見舞い」は、
相手の健康を思いやる季節のあいさつです。
通常、立秋前日までに送り、季節にちなんだ挨拶やメッセージを添えます。
友人や家族はもちろん、学校の先生への贈り物にも最適です。
ここでは、特に先生向けの暑中見舞い文例をご紹介しましょう。
暑中見舞いの書き方のポイント
暑中見舞いを書く際、「暑中お見舞い申し上げます」という言葉を忘れずに。
子供たちが書く場合は、複雑な構成は不要ですが、
夏の挨拶や夏休みの過ごし方、近況を簡潔に書くと良いでしょう。
こうした要素を取り入れた例文を用意しています。
ハガキには、夏を感じさせるデザイン
(スイカ、かき氷、花火、海、ひまわりなど)を選ぶと良いですね。
手書きでも、暑中見舞い用ハガキを使っても素敵です。
暑中見舞いに添える一言コメント
暑中見舞いには、自分の最近の様子(夏休みの過ごし方など)を
加えることで、個性的な文章にすることができます。
先生への暑中見舞いに添える、
使いやすい一言コメントもいくつかご紹介します。
暑中見舞い:先生へのメッセージ例
先生から生徒へ
生徒から先生へ
先生への文例
中学生・高校生向けの暑中見舞い文例
暑中お見舞い申し上げます。
連日の暑さで驚くほど熱い日々が続いていますが、●●先生はいかがお過ごしでしょうか?
1学期、大変お世話になりました。
私は夏休みを利用して学校で学んだことの復習や宿題に励んでいます。
また、家族での旅行も控えており、楽しみにしています。この暑さがまだ続くようですので、先生も健康に気をつけてください。
2学期にまたお会いできることを楽しみにしています。令和年
中学生や高校生は、先生に対しても親しみやすい、
堅苦しくない敬語での文章が適切です。
小学校高学年の例文
暑中お見舞い申し上げます。
毎日暑いですが、先生は夏バテされていませんか?
私は夏休みの宿題をほとんど終わらせて、夏祭りやプールで遊んでいます。
次は祖父母の家に行ってゆっくりします。
まだ暑い日が続くので、先生もお体を大切にしてください。
※高学年になると、漢字を多く使うことができます。
小学校低学年向けの例文
暑中お見舞い申し上げます。
毎日暑いですが、先生はいかがお過ごしですか?私は夏休みにカブトムシを捕まえたりして楽しく過ごしています。新学期もよろしくお願いします。
※全てひらがなでも良いですし、漢字を使って書く練習をしてみるのも良いでしょう。「盛夏」という言葉は7月や8月に合わせて使ってもOKです。
先生から生徒への文例
中学・高校生向け
暑中お見舞い申し上げます。梅雨明け以降、ずっと暑い日が続いていますが、●●さんは元気に過ごしていますか?
この暑さで体調を崩しやすい季節ですので、健康に注意しながら充実した夏休みをお過ごしください。
勉強のことも忘れずに頑張ってくださいね。令和年盛夏
小学校高学年向け
暑中お見舞い申し上げます。
毎日暑いですが、●●さんは夏休みをどのように過ごしていますか?
暑い時期は体調を崩しやすいので、健康に気を付け、栄養をしっかり摂るようにしましょう。
宿題は計画的にこなして、楽しい夏の思い出をたくさん作ってくださいね。
元気な●●さんに学校で会えるのを楽しみにしています。令和年月
小学校低学年向け
暑中お見舞い申し上げます。
●●さん、夏休みは楽しく過ごしていますか?
この夏、先生は美味しいスイカを食べて楽しんでいます。
2学期が始まったら、●●さんの夏の思い出をぜひ聞かせてくださいね。
学校で再会するのを楽しみにしています。令和●年●月
暑中見舞い挨拶のアドバイスまとめ
特に公立学校の先生はお中元を受け取りにくいため、
暑中見舞いのハガキで夏の挨拶をするのが良いでしょう。
暑中見舞いの時期は夏休みと重なるので、
自分の過ごし方を報告するか、
先生の夏の過ごし方を尋ねる文を書くと良いですね。
立秋からは8月末までが残暑見舞いの期間ですので、
時期に気をつけましょう。
万が一暑中見舞いに間に合わなかった場合は、
残暑見舞いの文例を参考にしてください。