異動や転職、退職の際に行われる送別会では、
送られる側としてどんな挨拶をすれば良いのでしょうか?
長年一緒に働いてきた同僚たちに向けて、
どうやってお別れを伝えるのが良いか、
送別会での挨拶の例文を見てみましょう。
送別会で送られる側の挨拶例
送別会での挨拶は、
送られる側にとって大切な機会です。
それぞれの状況に応じて内容が変わりますので、
異動と退職のケースに分けて挨拶文を紹介します。
異動の際の送別会挨拶
異動する際には、同じ会社に籍を置き続けるため、
これまでの同僚との関係が続きます。
異動が他の部署への移動や
同じビル内での階の変更を伴う場合もあり、
遠方への移動となることもあります。
このような変化を伝えることが重要です。
挨拶では、異動の日付と新しい部署
(支店を含む)の情報をしっかりと伝えましょう。
挨拶の構成例:異動の場合
1. 送別会を開催してくださったことへの感謝
2. 異動日と新しい部署の情報
3. 過去への感謝の言葉
4. 将来への希望と抱負
5. 健康と発展を願う言葉
挨拶文の例
また、部長始め皆様からいただいた温かな言葉に、深く感謝しています。
私は、今回の異動で○月○日より○○支店に移ることになりました。
ここでの時間は、短いようでいて長く感じられ、皆様の支えがあったからこそです。
今後は、ここで学んだことを生かし、新たな場所で力を発揮していきたいと思います。
これまで本当にお世話になりました。
最後に、皆様のご健康とご活躍を心からお祈り申し上げます。
長い間、本当にありがとうございました。
送別会での退職者による挨拶
退職に際しての送別会では、
これまで日々顔を合わせていた同僚たちと、
今後は会う機会が減るかもしれません。
そんな時には過去を振り返り、
共に過ごした時間への感謝を表すことが重要です。
また、新しい未来に向かう自分について
関心を持っている人もいるでしょうから、
聞かれれば将来の計画についても適度に共有することが望ましいです。
退職時の送別会での挨拶構成
1. 送別会を開催してくれたことへの感謝の表明
2. 退職日の告知
3. 過去の労をねぎらう感謝の言葉
4. 退職後の人生計画
5. 健康と幸せを願う言葉
挨拶文の例
退職理由については、人間関係や
待遇に関するデリケートな内容であるため、
詳細に語る必要はありません。
質問があれば、適当な答えを用意しておくと良いでしょう。
送別会の挨拶で注意するポイント
送別会での挨拶の準備をするとき、
どんな点に気を付けるべきでしょうか。
挨拶の長さ
長すぎる挨拶は、どんな場面でも好まれません。
シンプルで、簡潔にまとめることが大事です。
しかし、あまりに短すぎると、
冷たい印象を与えることもあるため、
適度な長さを心掛けましょう。
勤続年数や職場の雰囲気によっても異なりますが、
3分程度でまとめるのが良いでしょう。
挨拶に含めるべき内容
送別会で送られる側が必ず話しておきたいのは、
会社や同僚への感謝の言葉です。
感謝を中心に、他に伝えたいことを加えていくと、
内容がまとまります。
話す内容に困ったときは、
箇条書きにしてから重要な部分を
組み立てると良いでしょう。
もう一つ忘れてはいけないのが、
異動や退職の日程を明確にすることです。
大きな職場では、自分がいつ異動や
退職するのか知らない人もいるかもしれません。
引継ぎのトラブルを避けるためにも、
正確な情報を伝えるようにしましょう。