12月が近づくと気になるのは
「新年の年賀状」ですよね。
そろそろ作成を始めなくては、と考える時期です。
友人、知人、恩師から新年に年賀状が届くと嬉しいものです。
しかし、年々この習慣が負担と感じる人が増えています。
特に、親しくない人とだけ交換している場合、
面倒に感じることもあります。
長年続けてきた新年の挨拶を
急にやめるのは抵抗があるものです。
相手によっては難しいですが、
なるべくスムーズに終了したいですよね。
そこで今回は、年賀状の送付をやめる方法をご紹介します。
いつやめるのが良いのでしょうか?
やめる時の文面はどうすればいいのでしょうか?
年賀状をやめるのに適切なタイミングは?
年賀状をやめるタイミングはなかなか見つけにくいものです。
普通、郵便で交換されるため、
相手に自分の都合を伝えるのは難しいからです。
一般的には、以下のような時が挨拶状をやめるのに
適したタイミングとされていますが、それを待つのは大変です。
例えば、
仕事関係であれば、退職した時
引っ越しをした時
喪中はがきを出した翌年
相手から年賀状が来なかった時
重い病気になった時
年をとった時
このような時期がタイミングになるでしょう。
新年の年賀状を送るのをやめる際の方法
新年の年賀状の送付をやめたい場合、
どう進めればよいでしょうか?
基本的には2つのアプローチがあります。
相手に通知してからやめる
相手に通知して年賀状をやめる
対象: 親しい友人や重要な関係の相手
親しい人や、あなたの日常生活に
何らかの関係がある人に対しては、
一言伝えてから年賀状の送付をやめるべきです。
親しい友人には、直接話したり、
メールで伝えることが問題ありません。
親しい間柄であれば、理解を得やすいでしょう。
相手が年賀状を作成し始める前、
遅くとも12月初旬に伝えると良いです。
話しにくい相手の場合は、「寒中見舞い」を利用して、
これから挨拶状を送らない旨を伝えましょう。
年賀状に辞退の意思を記載することもありますが、
新年のお祝いの時期にそのような内容が書かれた年賀状を
受け取るのは心地よくないものです。
そのため、代わりに「寒中見舞い」のハガキを出し、
その上で辞退の意思を伝えることが適切です。
言葉を交わさずに年賀状をやめる(自然消滅させる)
対象: あまり親しくない人
あまり親しくない人や、長い間会っていないが
礼儀で出している相手に対しては、
言葉を交わさずにやめる方法があります。
特に相手に特別な通知をすることなく、
挨拶状の送付を自然に止めていく方法です。
これにより、関係を自然消滅させることになります。
このような関係性では、続ける必要はなく、
「挨拶状を送らない」と特に伝える必要のない場合は、
自然消滅が適しているかもしれません。
あなたが年賀状の送付をやめれば、
通常1~2年のうちに相手からも年賀状が届かなくなるでしょう。
しかし、この方法は相手があなたの日常生活に
直接関わっていない場合に限定すべきです。
相手との関わりがなくても影響がない状況のみで
適用するのが望ましいです。
新年の挨拶の中止を伝える際の文面例
寒中見舞いは、1月初めから2月の初旬にかけて送られる年賀状で、
これを利用して新年の挨拶を辞めることを告げるのに適しています。
以下に、そのような状況で使える文面の例を挙げます。
〈文面例1:今後連絡を取らないことを伝える場合〉
新年の挨拶を頂戴し、大変感謝しております。
大変申し訳ございませんが、今年からは新年の年賀状の送付を控えることにいたしました。
ご理解賜れますと幸いです。
皆様のご健康と幸福を心よりお祈り申し上げます。
〈文面例2:今後も関係を維持したいことを伝える場合〉
毎年の温かい新年の挨拶、ありがとうございます。
申し訳ございませんが、今年より新年の年賀状の送付を控えることにしました。
ご了承いただけますと幸いです。
今後も変わらないお付き合いを願っております。
どうかお身体を大切にお過ごしください。
ポイントは、新年の挨拶を全ての人に送らないことを
はっきりと伝えることです。
これによって相手は、それが個人的な理由ではないことを
理解できるでしょう。
関係を終えたい場合は、新年の挨拶をやめることと、
相手の幸せを願うメッセージだけに留めます。
一方、関係を続けたい場合は、「今後も変わらぬお付き合いを」
という気持ちを明確に伝えます。
また、ハガキの代わりにメールやSNSで連絡を取る場合は、
その連絡先を記載します。
親しい相手には、事前にこれらの方法で伝えておくとスムーズです。
新年の年賀状を送るのをやめたい方へ!まとめ
メールやSNSを含め、新年の挨拶を行う方法は多様にあります。
年賀状は喜ばれるものですが、
負担になっている場合は、やめるという選択肢もあります。
年賀状を完全にやめられない場合、
送る相手を絞る、届いた年賀状にだけ返信するなど、
負担を軽減する方法を考えてみてください。
自分の状況に合わせて新年の挨拶を行いましょう!